学校説明会
学園交差点の司会について、原稿について説明します。
概要
学校説明会の司会は「頼まれ仕事」。でも、まだ入学を迷っている中学生に触れ合うことで何か気付けることもあるかも。 これを「頼まれ仕事」とだけとらえていては面白くないので、自分たちで目標や計画をたてて、工夫して楽しく取り組めるといいな。
依頼を受けたら
- 必ず事前に担当の先生に確認し、資料や要項をもらって原稿を作成すること。放置していても誰も作ってくれない!
- 原稿は司会前に必ず一度声に出して読んでみる。
司会本番
- 説明会中は原則シャツとネクタイを着用する。また、数が合えば放送部の腕章をつける。足りない分は生徒スタッフと同じ装いで。
- 読み間違えた時は「失礼しました」と言った後、間違えてしまった文章の先頭から読み直す。
- わ.ざ.と.ゆ.っ.く.り.し.ゃ.べ.っ.て.み.る.こ.と。自分の思うふつうは意外と速い。可能であれば周りの人に聞いてみてもらうこと。
- 挨拶や礼は丁寧に行うこと。ひとつひとつの動作に時間をかけるといいみたい。
- 司会が終わったらお手伝い。見回りや誘導など、自分にできることをみつけよう。
原稿
学校説明会で一番めんどうなところが原稿書きです。 基本的には資料や要項とにらめっこして作成することになるのですが、大体の会でいう事は同じだったり。この章では共通する事項なんかを説明します。 あと、「原稿つくって」なんて言われないことがあります。頼まれたらすぐに作り出せるよう、自分なりのひな形を持っておくのも大切。次に例を示します。
学校説明会司会原稿(例)
【開会5分前】
本日はお忙しい中、〇〇高等学校 学校説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。
ご来場の中学生、保護者のみなさまにお願いがございます。
携帯電話は、マナーモードに設定いただくか、電源をお切りください。
また、本日は多くの皆様にお越しいただいておりますので、できるだけ前につめてお座りいただきますよう、お願い致します。
学校説明会は10時ちょうどより開始いたします。
開会まで、今しばらくお待ちください。
【学校説明会】
(礼)
大変長らくお待たせいたしました。
ただいまより、〇〇高等学校 学校説明会を開会いたします。
本日の司会は、放送部の△△がつとめます。よろしくお願いします。
開会に先立ちまして、全体の流れを説明します。
はじめに、30分間の全体会を行います。
全体会では、まず、★★(きらきら)校長先生よりご挨拶申し上げます。
その後、在校生より、学校生活の特徴についてご紹介し、
本校教員より学科ごとの特徴について説明します。
全体会の後、10時30分より在校生による校内見学ツアーを行います。
それでは初めに、★★(きらきら)校長先生よりご挨拶申し上げます。
【校長挨拶】≪5分間≫
ありがとうございました。
(中略)
(礼)
以上を持ちまして、〇〇高等学校 学校説明会を閉会します。
それでは、みなさまに連絡がございますので、
マイクを✕✕(むすむす)先生にゆずります。
意識していることはこんな感じ。
- 携帯電話や席について(コロナも)注意喚起を事前に挿入する。
- はじめに全体の流れを説明しておく。
- 時刻の表現は「10時」ではなく「10時ちょうど」、「10時半」ではなく「10時30分」にする。
- 先生の話などは目安時間を書いておくと幕内で心の準備ができて便利。
- 人名の漢字はかっこ書きで読み仮名をふる。間違え防止。
まずは簡単に原稿にしてみて、一度顧問の先生や広報担当の先生にチェックしてもらうといいと思います。